スミレ属の実生苗
盆栽などの鉢植えに侵入する雑草で一番厄介なのは、カタバミやスミレ属だと思います。特に後者は、根が長く除草が大変だからです。
スミレ属は、今迄あまり興味を持たなかった植物ですが、植物園に植栽を検討しているため、実生栽培に挑戦し始めました。


これは、薄暗い所に生えるコミヤマスミレの実生苗です。昨年、親株の種を採り蒔きしました。凄いでしょ?
でも、このままでは多くが消滅してしまう事を、他種の実生栽培で学びました。本葉が伸び始めた頃、移植をする予定です。

こちらは、ある考え(確認したい事)があってタチツボスミレを植えた発泡スチロールの箱です。

その中に、地域産のキスミレの種子を少しだけ蒔きました。完熟種子を採取したため、冬を越して今春発芽しました。以前の記事にも書きましたが、これがその苗なのかは現時点で分かりません。
「スミレ属は、発芽率も高く簡単に増やせる」という認識を持っていました。栽培難易度も5段階で1とあります。ところが、種によっては極狭い範囲に生育し、数年経っても殆ど広がって行かないものもあります。エライオソームを持ち、アリによって種子が運ばれるそうですが、アリは何処まで運ぶのでしょう?巣穴の中深くまで運ばれたら、発芽・成長できません。また、どのくらいの種子がアリに運んでもらえるのでしょうか?疑問ばかりです。
植物園の一角(直径1m未満)に、オトメスミレではなくシロバナタチツボスミレの生えている場所があります。でも、周辺を探しても他で見る事はありません。母種のタチツボスミレは何処でも出会えるので、スミレ属の栽培は楽だと思っていましたが、気難しい種もあるようです。
スミレ属は、今迄あまり興味を持たなかった植物ですが、植物園に植栽を検討しているため、実生栽培に挑戦し始めました。


これは、薄暗い所に生えるコミヤマスミレの実生苗です。昨年、親株の種を採り蒔きしました。凄いでしょ?
でも、このままでは多くが消滅してしまう事を、他種の実生栽培で学びました。本葉が伸び始めた頃、移植をする予定です。

こちらは、ある考え(確認したい事)があってタチツボスミレを植えた発泡スチロールの箱です。

その中に、地域産のキスミレの種子を少しだけ蒔きました。完熟種子を採取したため、冬を越して今春発芽しました。以前の記事にも書きましたが、これがその苗なのかは現時点で分かりません。
「スミレ属は、発芽率も高く簡単に増やせる」という認識を持っていました。栽培難易度も5段階で1とあります。ところが、種によっては極狭い範囲に生育し、数年経っても殆ど広がって行かないものもあります。エライオソームを持ち、アリによって種子が運ばれるそうですが、アリは何処まで運ぶのでしょう?巣穴の中深くまで運ばれたら、発芽・成長できません。また、どのくらいの種子がアリに運んでもらえるのでしょうか?疑問ばかりです。
植物園の一角(直径1m未満)に、オトメスミレではなくシロバナタチツボスミレの生えている場所があります。でも、周辺を探しても他で見る事はありません。母種のタチツボスミレは何処でも出会えるので、スミレ属の栽培は楽だと思っていましたが、気難しい種もあるようです。
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