実生二年目の湿地植物

このところ暖かい日が続き、植物の目(芽)覚めが盛んになって来ました。

プランターを覗くと、地上部が枯れ休眠していた湿地の植物たちが、姿を現し始めていました。

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一番手は、ヒメハッカです。左は昨年の株元です。そこから離れた何ヶ所かに右のような芽が伸びて来ました。地中の観察をしておりませんが、地下茎で増えるタイプのようです。

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次は、タコノアシです。タコノアシも、昨年の株元から離れた場所に芽が伸びて来ました。こちらは、昨年の植え替え時に、地下茎で栄養繁殖する事を確認しています。

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最後に、ヌマトラノオです。こちらは、昨年の株元から芽が伸びていました。

サワトラノオより遅れて開花結実する湿地の植物として、ミズオトギリも実生栽培実験を行っています。こちらについては、霜で表土と共に株が持ち上がってしまい土を被せたので、まだ姿が見えておりません。



栽培している植物たちが目覚め始めると、それを上回る勢いで雑草たちが成長を始めます。これから、除草作業に追われる事になります。

目覚め始めた植物

朝は暖かでしたが、日中は気温が上がらず寒い一日でした。

昨年末に、ツルニンジン(ジイソブ)の種を蒔きました。そろそろ芽が出る頃かと思って、実生床のアルミ容器を覗くと・・。

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所々で、発芽が確認出来ました。無事に育ったら、再生畑と造成中の植物園に移植するつもりです。

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こちらは、昨年春に実生発芽させたヌマトラノオです。残念ながら開花には至りませんでしたが、今年は開花してくれると思っています。サワトラノオも含め湿地に生育するは、こんな環境の方が成長も早く立派な株に育ちます。

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一昨年の秋に播種・発芽させ、昨年開花に至りました。その実生株から採取した種子を蒔いたヒメハッカです。種子は少ししか採れませんでしたが、発芽率は高く生育も順調です。

葦に覆われない(日照の良い)環境では、葉腋から次々に分岐してアカネの様に成長します。昨年の秋から今春に発芽し約一年を経過した株は、晩秋に地上部が枯れ冬を越しますが、秋に発芽した苗は、その年に地上部が枯れずに冬を越します。サワトラノオなども同様です。



野菜栽培もそうですが、種を蒔いて発芽させ、その成長を見守るのは、いろいろな事が学べてとても楽しいです。

ダイモンジソウ

ダイモンジソウは、樹幹や岩上、断崖などで見る事の多い植物で、一般的に白色で「大」の文字を連想させる面白い花姿です。

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このような実が生り、上部中央が裂けて微細な種子が出て来ます。

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親株の鉢でも沢山発芽しますが、後の管理のために別容器に蒔いてみました。

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覆い土をしないで蒔いても、簡単に沢山発芽してくれます。
ただ、マメに植替えをしないと開花に至るまで育たない事が多いので、注意が必要です。
園芸種の花を横に置くと、交配して更に面白い花が咲く事もあります。


今日の記事は、旧タイプ(簡易モード)で書いてみました。こちらだと、サムネイル画像のサイズがHTMLで簡単に変えられるので、横並びの場合調整が効きます。テンプレートの有効幅などが把握し難い場合、調整するのに便利です。ただ、元画像の中央ポップアップ表示(class="mb")は出来ませんでした。

※スマホでPCモードにした場合、写真が縦並びになっていたらコメントなどで教えてください。

ヒメハッカ

ミズオトギリの次は、ヒメハッカです。上品な香りを気に入っています。

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中央の萼の中に種子が見えています。でも、どれにも入っているわけではなく、訪花昆虫が少ないせいか結実率は低いようです。

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こちらも、ミズオトギリ同様に小さな種子なので、指で摘まむのも大変です。10月下旬に、ミズオトギリの隣に播種しました。

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12月になると、2対目の本葉が出て来ました。種子はあまり採れませんが、ほぼ全ての種子が発芽しました。発芽率の高い植物のようです。

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6月頃になると、アカネのような茎を伸ばし葉腋から枝を出します。表土に近いところでは、このように発根します。後の実験で、挿木でも発根し増やせる事が分かりました。

シソ科ハッカ属ヒメハッカ(Mentha japonica (Miq.) Makino)。

この記事では、写真と文章の間を空けてみました。ココログのシステム変更で、この間隔が上手く調整出来ずに、悩んだ時の事を思い出しました。その不具合は、システムの更新により解消されました。

ミズオトギリ

今日は、冷え込みました。早朝散歩では、手袋をしていても指先が痛くなりました。
湿地に生育するミズオトギリの種を蒔いてみました。 aP9290661.jpg 老眼では見るのも辛い、とても小さな種です。
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微細種子なので、好光性を持つとの判断で覆い土をしませんでした。12月下旬には、10月末に蒔いた種が無事発芽して、本葉が姿を現し始めました。土壌湿度を保つ事は大切ですが、土に埋まらないように丁寧な水遣りを心がけています。
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こちらは、以前撮った6月中半頃の様子です。葉には撥水性があり、サトイモの様に水を弾きます。

オトギリソウ科ミズオトギリ属ミズオトギリ(Triadenum japonicum (Blume) Makino)。

新しく始めたブログなので、サムネイル写真をテンプレートのサイズに合わせるのに苦労しています。パソコン画面でちゃんと収まっていても、スマホで外れていたりするので、そちらの確認も必要です。
※コメントを「受け付ける」設定にしてありますが、コメントが書けない不具合が発生しています。現在調査中です。ご不便をおかけしますが、暫くお待ちください。
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富士の種蒔き権兵衛

Author:富士の種蒔き権兵衛
植物を知るには、種を蒔いて育ててみるのが一番です。野菜から山野草まで、いろいろ挑戦しています。

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