ハルザキヤツシロラン栽培床の変化

研究で使った県外産ヤツシロラン類の塊茎を、研究者から預かりました。「ダメもとで・・」という事で、栽培床を作り植え付けてあります。

実生発芽からの栽培経験はありますが、他で育った塊茎の栽培経験は無く、どうなるか不安でした。

【ハルザキヤツシロラン】

久々に、容器を覗いて見ると・・。

aP6130070.jpg

根状器官が伸びていました!この塊茎は、今年の開花株です。花後に休眠すると思っていたのですが、直ぐに根状器官が伸び始め次に向けて塊茎に栄養を蓄え始めます。ヤツシロラン類は、難しい生き方をしていますが、逞しい一面も併せ持っています。

共生菌の含まれるであろう自生地の部材はありませんので、家の近くのスダジイ樹下で部材を採取して栽培床を作りました。

aP6130062.jpg aP6130060.jpg

aP6130074.jpg aP6130068.jpg

根状器官に菌糸が絡み付いています。この後、菌糸との接触部が変色し膨らんでくれば、ハルザキヤツシロランの共生菌だと思われます。

【ヒメヤツシロラン】

ついでに・・。

aP6130079.jpg aP6130077.jpg

こちらは、ヒメヤツシロランの容器です。根状器官の数は少なく、無事な塊茎は1~2個かもしれません。自生地の写真を参考に、地域の笹の部材で栽培床を作りましたが、共生菌不足ではないかと思います。

根状器官の上方に見えるのは、塊茎か根状器官と菌糸が接触した時に出来る疣状器官のようです。菌糸との縁が切れる心配があるので、そのままにしてあります。
スポンサーサイト



プロフィール

富士の種蒔き権兵衛

Author:富士の種蒔き権兵衛
植物を知るには、種を蒔いて育ててみるのが一番です。野菜から山野草まで、いろいろ挑戦しています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
権兵衛の種蒔き日記
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR