ジイソブとバアソブ
愛鷹山系や富士山南麓の林道沿いを探索していると、蔓性の植物で釣鐘のような花に出会う事があります。その殆どはツルニンジン(ジイソブ)だと思います。ツルニンジンによく似たバアソブという植物も、地域で生育が確認されていますが、出会う事は稀です。
ココログの様に、350ピクセルのサムネイル写真を二枚横並びにしようと思ったのですが、上手くいきません。仕方ないので写真をくっつけて一枚にしてアップしました。写真登録時にサムネイルサイズを設定すると、HTMLでサイズ変更する事も出来ません。有料版だと、もっと自由に記事が作成できるのだろうか?
まだ、バアソブを見た事が無かった頃、隣県のブログ友が実生栽培で得た種子を送ってくれました。
左がバアソブで右がツルニンジン(ジイソブ)です。下に掲載した花を見ると、よく似ていますが、種子は全然違いますね。ツルニンジンには翼があり、風で飛散するタイプのようです。バアソブは、重力散布か生き物によって運ばれるのでしょうか?
鍋焼きうどんのアルミ容器に蒔いてみると、翌春発芽しました。毛深いのがバアソブで殆ど毛のない方がツルニンジンです。
どちらも、発芽した年に初花をつけました。この写真は、2年目のバアソブの芽出しです。白毛の多さで、バアソブと分かります。蔓が伸び葉が展開してくると、白毛は葉裏を残して目立たなくなります。
実生で咲いたツルニンジン(左)とバアソブ(右)です。バアソブの方が一回り小さめな花です。
花の中を覗いて見ました。バアソブの方は内部にそばかすのような模様が見えています。釣鐘の外側から見て褐色に見える方がバアソブと書かれたWeb記事もありますが、早期の花はツルニンジンとそっくりです。中を覗いて判別するのが一番だと思います。
ココログの様に、350ピクセルのサムネイル写真を二枚横並びにしようと思ったのですが、上手くいきません。仕方ないので写真をくっつけて一枚にしてアップしました。写真登録時にサムネイルサイズを設定すると、HTMLでサイズ変更する事も出来ません。有料版だと、もっと自由に記事が作成できるのだろうか?
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