ダイモンジソウ

ダイモンジソウは、樹幹や岩上、断崖などで見る事の多い植物で、一般的に白色で「大」の文字を連想させる面白い花姿です。

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このような実が生り、上部中央が裂けて微細な種子が出て来ます。

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親株の鉢でも沢山発芽しますが、後の管理のために別容器に蒔いてみました。

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覆い土をしないで蒔いても、簡単に沢山発芽してくれます。
ただ、マメに植替えをしないと開花に至るまで育たない事が多いので、注意が必要です。
園芸種の花を横に置くと、交配して更に面白い花が咲く事もあります。


今日の記事は、旧タイプ(簡易モード)で書いてみました。こちらだと、サムネイル画像のサイズがHTMLで簡単に変えられるので、横並びの場合調整が効きます。テンプレートの有効幅などが把握し難い場合、調整するのに便利です。ただ、元画像の中央ポップアップ表示(class="mb")は出来ませんでした。

※スマホでPCモードにした場合、写真が縦並びになっていたらコメントなどで教えてください。
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クロヤツシロラン実生栽培③

最初に伸びて来た花茎は、猛暑のため開花寸前で傷んでしまいました。正直、かなりショックでした。それから暫らく経って、新たな花茎が伸びて来ました。

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7月4日。白かった苞葉が、少し褐色になって来ました。

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8月15日。花柄が更に伸びて、褐色の蕾が横を向いて来ました。開花間近と思われ、不安と期待の日々が続きます。

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8月21日。一番目の花が咲きました!正面顔が、撮り難い方を向いています。容器内には、沢山の塊茎が見えますが、花を咲かせたのは数本だけでした。

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コンデジで、感撮りしました。蕊柱を撮りたかったのですが、これ以上下から撮る事は出来ませんでした。

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8月27日の晩。二番目の花が咲きました。自生地で見る花よりも色白で、花茎も長くなりました。薄暗い林床よりも更に低照度の容器内で育ったためだと思われます。

これで、クロヤツシロラン実生栽培の記事はお終いです。播種から一年に満たないで、開花に至る事を知りました。

クロヤツシロラン実生栽培②

続きです。

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2015年2月8日。スギの球果に出現した塊茎に、菌糸が絡み付いています。

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観察しやすい場所の塊茎に注目してみました。鱗片のようなものが、確認出来ます。

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3月9日。塊茎が大きくなって成長点が上を向いて来ました。

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4月13日。更に首が上がって来ました。

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5月26日。塊茎に毛が目立つようになって、成長点が白っぽくなって来ました。また、根状器官にイボのようなものが出来ていました。菌糸の状態も良好なようです。

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6月18日。幾つか花茎が伸びて来ました。一般的な植物(栄養植物)と違い、成長の早かった塊茎が最初に開花に至るとは限らないのが、この植物栽培の難しさであり、面白い所でもあります。
③に続きます。

クロヤツシロラン実生栽培①

「腐生ランは栽培不可」・・ある野生ラン図鑑にそう書かれています。ところが、クロヤツシロランを自生地再現栽培で発芽させ、花を咲かせた人(師匠)がいます。師匠に手ほどきをしていただき、私も挑戦してみました。

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2014年12月初め頃、塵のような種子を蒔きました。12月下旬には中央部が飴色になり少し膨らんで来ました。

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スギの球果の方に目をやると、小さな粒が見えます。プロトコウムです。中には、変形し始めたものもあります。

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12月31日には、根のようなもの(根状器官)が伸びて来ました。

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2015年1月3日に撮影しました。根状器官が更に伸びています。ただ、場所によってプロトコウムの出現時期や塊茎の成長にかなり差があります。菌糸から養分をもらっているので、綱渡りのような生き方をしているのです。

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1月13日の様子です。上と比べてみてください。今迄、あまり伸びていなかった塊茎の根状器官が、一番伸びているのが分かります。

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1月18日に撮影しました。左下で根状器官と白い菌糸が手を繋いでいます。菌糸が攻撃を仕掛けて絡み付いたように見えますが、逆に養分を吸い取られているのです。植物栽培というより、生き物を飼っているような感覚になります。

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こちらは、イグチの仲間の傘裏のような網目状のキノコに蒔いた部分です。沢山のプロトコウムが見えています。

ラン科植物は、種子に発芽の養分を持たないので、菌類(菌根菌)から養分をもらって発芽します。その上、クロヤツシロランは、葉を無くし光合成を止めてしまったため、生育の養分も菌に頼っています。無事発芽したからと言って、肥料を与えても成長はしません。また、どんな菌類でも良いのではなく種類ごとに好みがあります。とても、難しい生き方をしている植物なんです。大切にしてあげましょう。

キュウリの天敵冬の棲み処

再生畑に隣接するスギ・ヒノキ林の枝などを、片づけて来ました。

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捲れ上がったヒノキの樹皮を剥がすと、クロウリハムシが寄り添って隠れていました。

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こちらにも・・。ウリハムシの仲間は、キュウリなどの葉を穴だらけにして枯らしてしまう事があります。また、卵を土の中に産み、幼虫の時は野菜の根を食べるので、生涯に渡って野菜栽培の天敵です。

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カメムシのお腹の所にも、一匹隠れていました。

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このサソリのような虫は何でしょう?Web検索すると、カニムシのようです。通常は土の中に棲み、肉食でトビムシなどを食べるそうです。トビムシは、作物に被害をもたらすセンチュウなどを食べるので、そこだけ考えるとカニムシも害虫という事になります。

FC2ブログで、写真を横並びにする方法が分からずにいました。テンプレートの横幅の半分くらいのサムネイル写真にしても、そのままでは縦に並んでしまいます。HTMLとリッチテキスト形式を行き来している内に、2番目の記事だけ写真が横並びになりました。どうも、HTMLで二つの写真の間にスペースを入れると横並びに出来るようです。ところが、これもサムネイルサイズの調整が必要で、もう少し試行錯誤する必要があります。また、ココログと違いサムネイルサイズが登録した後で(HTMLで)変更出来ない事も不便な点です。
※スマホでPCモードだと、縦並びになってしまいます。調整できるまで、暫くご容赦ください。

ヤシャビシャク

富士山南面では、ブナ帯から亜高山帯低域辺りで、樹幹に着生しているヤシャビシャクを見る事が出来ます。簡単に発芽すると聞いて、友人から熟した果実を送ってもらい蒔いてみました。

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2014年秋に播種して、2015年4月に子葉(双葉)を見る事が出来ました。思っていたよりずっと沢山発芽しました。

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同年5月中半には、カエデのような本葉が1~2枚展開して来ました。中に混じって発芽したのは、単子葉植物のタカサゴユリです。

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そして、2017年4月には初花が咲きました。早いものは、発芽から2年目に花をつける事が分かりました。
※低地での実生栽培ですので、山野よりはかなり早く開花します。

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実生栽培株の果実です。この果実の種子を蒔いて・・。

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新たな苗を得ました。この写真を見て、山野で見るヤシャビシャクの葉と違うと思われたかもしれません。成長が進み開花株頃になると、葉の切れ込みも浅く表面に艶があり、葉脈も目立つようになります。

ヤシャビシャクは、環境省RDBで準絶滅危惧(NT)、静岡県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。深山の樹上という過酷な環境をなぜ選んだのか分かりませんが、条件が揃えば発芽率の高い植物だと思います。
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富士の種蒔き権兵衛

Author:富士の種蒔き権兵衛
植物を知るには、種を蒔いて育ててみるのが一番です。野菜から山野草まで、いろいろ挑戦しています。

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