甲斐犬「萌」の事を気にかけてくださった皆様へ

萌(登録名:萌葱)は、去る10月29日の早朝、息を引き取りました。
15歳と5ヶ月の生涯でした。

19日の夕方まではいつも通りでしたが、深夜になって急に苦しみだしました。診断の結果、高齢犬に多い病気で突然発症する事があるとの事でした。

もっと何かしてやれたのではないか、もっと優しくしてやれなかったのかと、後悔の波が押し寄せ涙が止まりませんでした。
旅立ちから一月経ちましたが、何処へ行っても萌の姿が瞼に浮かんできます。

皆様には、辛いご報告をする事となってしまいました。

今まで萌の事を気にかけて下さり、本当にありがとうございました。
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実生のカンアオイ属

昨年、初めてカンアオイ属の種を蒔いてみました。

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本葉が展開し始めてから二度の植え替えを経て、こんなに大きくなりました。何年で開花に至るか、今後見守っていきたいと思います。

そして今年蒔いた種も・・。

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無事発芽し始めました。

カンアオイ属は、種によって開花時期が異なります。種が熟したものから、同じ実生床に蒔いたので、種ごとの発芽日数は分かりません。専門家の方の話では、短期間で発芽する種もあるとの事でした。
ついでに・・。

伊豆①-2 伊豆①-3

先生のコレクションのズソウカンアオイ(秋咲のオトメアオイ系)です。

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こちらにもズソウカンアオイの銘板がついていました。ちょっとカンアオイに似た感じもしますが、それにしても開口部が白い部材で塞がれそうです。この個体の花は、どれも同じです。これは何でしょう?

再生畑②(11月下旬)

このところ用事が詰まっていて、放置状態だった未耕作エリアの草刈りをして来ました。ついでに、16日に蒔いた葉野菜の様子などを撮ってみました。

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チンゲンサイが発芽していました。

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チンゲンサイは、筋(一条)蒔きとしました。

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こちらはターサイです。昨年、ポット苗を植えたら美味しかったので、今年は種を蒔いてみました。こちらはダイコンと同じく点蒔きしました。

どちらもアブラナ科アブラナ属なので、子葉はそっくりで区別出来ません。また、アブラナ科の野菜は、連作障害があるそうです。連作障害は、顕著に出る場合とそうでもない場合があります。

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そして、ホウレンソウです。

何れも、霜柱が立つ前にある程度成長してくれないと、根が浮き上がって枯れてしまいます。他所の畑は、私のように遅くないので、もう収穫出来そうなところもあります。

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赤タマネギと白タマネギです。実生からのつもりでしたが、今年も苗を買って来ました。

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ニンニクと九条ネギです。ニンニクは、家族の要望で国産品を植えました。中国産より発芽が遅い感じがします。九条ネギは、実生です。とっくに植替えするつもりでしたが、まだそのままです。

除草作業は大変ですが、野菜の成長を見守るのはとても楽しいものです。

紅葉

タマノカンアオイを見に行った場所で、綺麗に色づいているイロハモミジ(イロハカエデ)がありました。

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日の光を透かして撮ってみました。

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私はこういう写真を撮るのが苦手です。AUTOモード専門でデジイチの設定などが良く分からない事と、所有レンズやカメラ本体の質にもよると思います。

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コウヤボウキです。近くの雑木林にも生えていますが、こんな大株は見当たりません。

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これが送粉者なのか分かりませんが、蚊のような訪花昆虫がいました。

私がこの場所を再訪する事はないと思います。念願だった自生地のタマノカンアオイに出会えた事に感謝して、帰路につきました。

見晴らし台からの風景や遊歩道の写真も撮りましたが、掲載を控える事にしました。地方の生育地と異なる環境(場所が知られやすい)ではありますが、詳細場所が特定しやすい写真は出来るだけ掲載しない方がいいと判断したからです。

最近では、諸先輩のブログ記事を見て「紅葉を見に行こう!」「○○の花を見に行こう!」と言って出かけて行く事はほとんど無くなりました。歳と共に、興味の対象が少しずつ変わって来たからです。

タマノカンアオイ

静岡県に生育するカンアオイ属を探索し始めて2~3年目になります。その過程で、アマギカンアオイ、カギガタアオイ、ランヨウアオイ、そしてタマノカンアオイが同じ系統で分化して来た事を知りました。

この4種の内、タマノカンアオイだけは、静岡県に生育しておりません(静岡県植物相調査報告書に、伊豆半島妻良が記載されていますが、その後の報告もない事から、アマギカンアオイの誤認ではないかというのが多くの識者の見解のようです)。

タマノカンアオイとアマギカンアオイは、4種の内で一番新しく(約190万年前)分化したそうですので、図鑑で見る葉や花の形態が良く似ています。
出歩ける内に、一度は自生地でタマノカンアオイを見たいと思っていました。そして多摩丘陵某所へ行って来ました。

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まだカンアオイ属に目を向けていなかった頃、国立科学博物館筑波実験植物園で出会った事があります。でも、自生地で見るのは初めてです。

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思っていたより、個体数はあるようです。花が落葉の中で咲く事も多いと思われるこの場所で、上手く受粉・結実して実生苗が育つのだろうか?

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小高い尾根や乾燥気味な土壌のところにも生育しており、道路脇や林縁などでも目にする事の多いアマギカンアオイと似た環境に生育しているという印象を持ちました。

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ランヨウアオイを思わせる様な葉形の個体も見られます。このような葉表の溝が細かいタイプを、沼津市某所で見た事があります。アマギカンアオイもそうですが、溝の深さや細かさなどには個体差があるようです。また、この葉にはカイガラムシが集っていました。良く見るとカイガラムシの集っている葉は、他にも結構ありました。

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全体的に、アマギカンアオイより葉表の溝が浅いように見えます。また、葉を触ってみると、タマノカンアオイの方が薄く感じます。ただ、このタマノカンアオイがアマギカンアオイの群落に紛れていたとしたら、簡単に識別は出来ないと思います。

ウマノスズクサ科カンアオイ属タマノカンアオイ(Asarum tamaense Makino)。

※静岡県に生育する植物ではありませんので、「静岡県の植物探索」ではなくこちらのブログに掲載しました。

先生のコレクション

昨日は、植物園保全区の作業に行って来ました。先生が鉢植えされていたコレクションも、何種類か移植してあります。その一部を掲載します。

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保全区の一角・・別の圃場から移植したカンアオイ属のエリアです。

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このカンアオイ属は、銘板が「イワタカンアオイ」となっていました。でも、自生地で見るイワタカンアオイのように葉柄が長くありません。銘板が間違っていると思っていました。

ところが・・。

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花を観察すると、開口部が大きくイワタカンアオイのようです。ただ、葉柄があまりにも短い事と、葉艶も気になります。もしかして、人為的な交雑種?なんて思いが過ります。

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ナツエビネも、鉢植えだったのを株分けして保全区に植付ました。今頃蕾をつけています。どうしたのでしょう?

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別の個体には、果実がついていました。

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保全区の別の場所に植えてあったショウジョウバカマです。プラン変更に伴い、管理歩道脇に移植しました。移植時に株分けしたら、20株以上になりました。

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ショウジョウバカマは、種子繁殖以外に株別れや不定芽で栄養繁殖します。地面に接した葉の先端部に不定芽が出来て発根します。

この植物は、発芽率も比較的高いと思います。現在、自宅の実生床で苗を育てています。ある程度大きくなったら、保全区に植付予定です。
「令和4年度(第61回)農林水産祭天皇杯受賞者」「令和4年度 第61回 全国林業経営推奨行事受賞者」先生が受賞されました。

「令和4年度(第61回)農林水産祭天皇杯受賞者」・・法人・団体・個人の7名が受賞。表彰式は、勤労感謝の日(11月23日)に明治神宮会館で開催する農林水産祭式典において行なわれるそうです。先生、おめでとうございます!

ラッカセイの収穫

残ったラッカセイを収穫して来ました。

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昨年収穫した果実の一部を、鞘ごと乾燥させて保管しておきました。果皮を剥いて、ジャンボラッカセイと通常サイズを分別して置いたのですが、うっかり混ぜてしまいました。そのままポットに蒔いたので、大小入り混じっています。

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ジャンボと通常サイズを並べてみました。果皮と実の間に少し隙間があるため、ジャンボの方が剥きやすいです。

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葉腋に花を咲かせ、その後子房柄が地中に伸びて果実をつけます。

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こちらが、少し膨らみ始めた子房柄の先端です。

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マルチングビニルを敷いた場合でも、子房柄の先端がビニルを貫通して果実をつけます。ただ、ビニルの温度が上がり過ぎると、子房柄の先端が障害を受け果実をつけずに枯れてしまう事もあります。

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根に出来た疣・・根粒です。根粒は根粒菌の棲み処です。マメ科植物の場合、根粒菌が空気中の窒素を固定して植物へ供給し、植物が光合成で得た養分を根粒菌が貰って生活する共生関係にあります。

マメ科ラッカセイ属ナンキンマメ(Arachis hypogaea L.)。Ylistではナンキンマメが標準和名で、ラッカセイ、ピーナッツが別名となっています。中国名は落花生。
最初の頃は、鞘の中に実の入っていないものが多く悩みました。施肥により解決する事をWebページで知りました。そして、今年は苗の頃から防虫ネットを掛けて栽培してみました。虫媒花なら受粉出来ないので結実しないという不安と、今迄目の粗い防鳥ネットをかけても、問題なく結実していたので自家受粉するのではないかとの思いがありました。やはり自家受粉するようで、果実が生り実(種子)もちゃんと入っていました。

素人農業も、少しずつではありますが進歩しています。当面の目標は、人にあげられるような野菜作りです。家族で食べるなら出来が悪くても良いのですが、まだまだ人にあげられるような立派なものは出来ません。

ささやかな保護活動

ササユリとヌマトラノオ・・地域によっては、ある程度個体数を見る事の出来る植物です。でも、富士市域に関しては、生育場所が限られており、守っていきたい植物だと思っています。

【ササユリ】

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草丈の高いススキの中に埋もれていました。果実を探すために、手鎌でススキを刈り取りました。来年は、早めにススキを切り詰めようと思っています。

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果皮がまだ緑色だったので、もう少し経ってから果実を採取し播種して実生苗を得るつもりです。得られた苗は、ある程度育ってから生育地に戻す事を考えています。自然播種だけに依存していたのでは、野生動物の食害、ウィルス病、園芸採取などにより数を減らしているこの植物を守る事は出来ません。積極的な保護活動が望まれます。

【ヌマトラノオ】

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草刈り予定だった場所を、刈り残してもらいました。草刈りの予定時期からすると、昨年までは花を咲かせ果実が熟すことは無かったと思われます。それでも、群落を形成しているのは、この植物が地下茎で栄養繁殖するからです。

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果実が熟し、種子が重力散布され始めていました。もう地上部を刈り取ってもらっても良いと思います。

ヌマトラノオは、実生栽培経験があります。果皮はとても硬く、中に微細な種子が入っています(好光性と思われます)。この場所なら多様な性質を持った実生苗が育つと思います。

個人で出来る事は、保護活動とは言えないようなささやかな事です。でも、多くの人がそういう気持ちを持ってくれれば、大きな力になります。

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ヌルデが紅葉していました。ウルシ科の植物は外れなく綺麗に紅葉しますね。

新しい道

徒歩でも上るのを躊躇するような山林があります。そこに建設中の道を歩いてみました。

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まだ工事中だったので、作業関係者に断って歩かせてもらいました。路面の勾配は、削った山際を低くしてあります。

樹木を伐採・搬出し、山肌を削りここまでするのにどのくらいの工数がかかったのだろうか?別業種とはいえ、工事関係の仕事もしていたので、積算の仕方なども気になります。

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この部分は、どうして山側を広く削ってあるのだろう?

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反対から見た様子です。

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山側の少し広く削ったところに雨水を集め、可撓配管で下に流すようになっていました。

この下も、所々に浸透枡が掘られており、雨水対策の苦労が伺えます。それでも、降ってみないと分からないと作業の人が話してくれました。

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削られた山肌の様子です。礫や石が混じって硬そうな感じでした。作業は大変だったと思いますが、崩れにくくていいかも?

別の場所で、間伐材の搬出用に作られた道を撮ってみました。

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この辺りは平らに見えますが、ここまで冷や汗を掻きながら車で上って来ました。上の道も最終的には、ここのように砕石を敷いて完成になると思います。

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ここで行きどまりでした。直ぐ上の写真に写っている山の左裏側になります。道の左側は急勾配の林で、高いところの苦手な私は出来るだけ真ん中を歩きました。
昨日は、畑の草取り、サトイモの葉切り、そして落花生を一部収穫しました。他所の畑ではとっくに収穫したと思いますが、私は蒔いたのが遅かったので今頃の収穫となりました。また、雨が降らないので、野菜への水遣りも結構大変な作業です。



再生畑②の野菜(11月上旬②)

続きです。

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ハバネロの果実が少し膨らんで来ました。もう11月、熟さずに枯れてしまうかもしれません。種が欲しかったのに・・・。もっと早く蒔くべきだった。

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ジャガイモの花です。この花は、メークイン(May Queen)だと思います。種によって花にも個性があります。

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ダイコンも無事に育っています。右は時期をずらして蒔いた畝です。発芽間もない頃は、野鳥に襲われました。

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少し前から気になっていたのですが、クウシンサイに蕾がついていました。

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花を発見!朝顔の花に似ています。クウシンサイはヒルガオ科なので、似ているわけですね。こちらも、霜に遭えば枯れてしまいます。
一昨日はタマネギの植付、昨日は植物園でシダ植物の植付と除草作業・・彼方此方痛い!仮払い機での除草作業よりも、屈んで行う植付や草取りが一番大変です。

そろそろ、屋外に置いてある洋ランやクンシランを庫内に移動して、ソラマメなどもビニルポットに蒔いて苗を作らなければなりません。植物と関わる生活も楽しいですが、作業が遅れると上手く育たなかったり、枯れてしまう事も多いので気が抜けません。
プロフィール

富士の種蒔き権兵衛

Author:富士の種蒔き権兵衛
植物を知るには、種を蒔いて育ててみるのが一番です。野菜から山野草まで、いろいろ挑戦しています。

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権兵衛の種蒔き日記
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