ヤシャビシャク

富士山南面では、ブナ帯から亜高山帯低域辺りで、樹幹に着生しているヤシャビシャクを見る事が出来ます。簡単に発芽すると聞いて、友人から熟した果実を送ってもらい蒔いてみました。

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2014年秋に播種して、2015年4月に子葉(双葉)を見る事が出来ました。思っていたよりずっと沢山発芽しました。

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同年5月中半には、カエデのような本葉が1~2枚展開して来ました。中に混じって発芽したのは、単子葉植物のタカサゴユリです。

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そして、2017年4月には初花が咲きました。早いものは、発芽から2年目に花をつける事が分かりました。
※低地での実生栽培ですので、山野よりはかなり早く開花します。

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実生栽培株の果実です。この果実の種子を蒔いて・・。

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新たな苗を得ました。この写真を見て、山野で見るヤシャビシャクの葉と違うと思われたかもしれません。成長が進み開花株頃になると、葉の切れ込みも浅く表面に艶があり、葉脈も目立つようになります。

ヤシャビシャクは、環境省RDBで準絶滅危惧(NT)、静岡県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。深山の樹上という過酷な環境をなぜ選んだのか分かりませんが、条件が揃えば発芽率の高い植物だと思います。
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